2022年8月6日

英詩和訳|シェイクスピア『ソネット集』第22歌


僕の鏡も僕に老いを信じさせることはない

青春と君とが同じ日々を生きているかぎり。

しかし、僕が君の中に時間が耕した跡を見る時

僕は死が僕の日々を精算するのを目にするだろう。

君を覆う全ての美こそが

僕の心の晴れ着だからだ。

僕の心が君の胸に、君の心が僕の胸に生きるなら

僕が君より老いるということがあるだろうか。

ああ!愛しい人よ、君自身を守ってくれ。

僕も君のために僕自身を守ろう。

君の心は用心深く預かっておこう

優しい乳母が赤子を病から守るように。

僕の心が殺されても君の心は無事だと思わないことだ。

君が僕に心を渡したのは返してもらうためではない。


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Open Source Shakespeare|Sonnet 22


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