2022年7月22日

英詩和訳|シェイクスピア『ソネット集』第7歌

 

ご覧!東の方角に恵み深い光明が

燃える頭を起こすと、下々の瞳は

その新たに現れつつある姿に臣従を誓い

その神聖な王権に眼差しをもって仕える。

光明が天空に聳え立つ山を登りきっても

その壮年には力強い青春の面影があるため

命かぎりある眼差したちもその美に感動し続け

その黄金の巡礼に随行しようとする。

しかし、頂上にあった光明が軋む車と共に

老年のように昼からよろめき降りてくると

かつて忠実だった瞳たちも、今や心変わりし

その低い歩みとは別の方を向いてしまう。

君も子供を持たなければ、やがて正午を通り過ぎ

見向きもされずに死ぬことになるだろう。


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Open Source Shakespeare|Sonnet 7


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